ケニアでのボランティア活動

こんにちは、藤本と申します。

当ブログをご覧いただきありがとうございます。

このブログでは自動車整備士として20年働いている僕が、車のメンテナンスを通じて
思ったことを発信させていただきます。

またアフリカのケニアという国と2017年から関わりがあり、ボランティア活動もしております。

ケニアの若者に自動車整備の研修もしたり、

ボランティア活動001
ボランティア活動002

また現地の整備の現場も見てきました。

ボランティア活動004

S14のシルビアに実はAE86のエンジンを移植してます。

日本人だとこの後の安全も担保して改造したり、整備するのですが、ここでは86のエンジンが余ってるから移植したにすぎないのです。

ケニアに輸入される自動車の7割くらいが日本車でその日本車のうちの6割強がトヨタの車です。
写真を見ての通り赤土で誇りだらけの劣悪な環境です。

その中で「壊れにくいのはトヨタだ」と現地の人達も話してました。
これを見て、せめて日本でまともなメンテナンスをした自動車部品が、各国で安心して使われてほしい。

日本からは自動車本体だけでなく部品としても輸出されています。
なかでもエンジンやミッションは良質なものが選ばれています。
なので私が整備したミッションやエンジンが世界中に届いてほしいと思い日々メンテナンスしています。

ただ、日本ではエンジンオイルの交換はされてますが、オートマミッションや、CVTミッションのオイル交換は全然されてません。
メーカーが数年前まで無交換で良い。と言ってきたからです。

オートマが壊れたら、数十万園かかるので新車を買ってもらうよう勧めていたのです。

ただ時代は変わってきます。エコやSDGsという持続可能な開発目標が掲げられて、捨てる時代から再利用できる未来へ変わってきたのです。

まさに自動車の部品が海外で使われるのを推奨してるのです。

遠い先の夢を語らせてもらえるなら、いつか私がメンテナンスしたミッションを直接ケニア現地で使って新しい車として蘇らせたいと思います。

小さな一歩かもしれませんが、お客様の車のメンテナンスを通じて叶えてみます。

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